広告ジャンルで活躍するコマーシャルカメラマン(商業カメラマンとも言います)には、モデルなど、人を撮影する分野と、商品だけを撮る専門の分野があります。
基本的に「クライアントの要望・意向」が第一なので、必ずしも自分と先方の撮影意図が一致しない場合も少なくありません。自分の感性も大事ですが、相手の希望を的確に取り入れ、商品をアピールし、売り上げや話題作りにつながるような写真が要求されます。
そのため、打ち合わせを重ね、ラフスケッチなどを書くなど、撮影前からクアイアントから求められる写真のイメージを作り上げる準備が必要です。これは何が起こるかわからない状況で待機し、瞬時を切り取る報道カメラマンとの大きな違いといえるでしょう。
コマーシャルカメラマンは、他に比較するとギャラが高い(中でも商品写真の専門。友人によると、広告代理店絡みとか、大手企業の宣伝関係なども高額のギャラが出るということです)といわれています。しかし専門性が高いだけに、商品系コマーシャルカメラマンになるには、アシスタントを何年か経験しなくてはならず、独立するのに時間がかかることも少なくないようです。
撮影はスタジオで行われることが多く、クライアントを満足させる写真が撮れるまで、缶詰状態になることもあります。技術やセンスはもちろんですが、忍耐力や柔軟性も要求されるといえます。
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